本サイトは2023年秋頃に「こどもっとKOBE」に生まれ変わります。

「仕事と子育て、どちらも頑張れる」っていいね!
~学童保育は放課後の安心・安全な居場所~

(この取材は2016年に行われ、写真やインタビューは当時のものです)

全ての市立の学童保育で19時延長を実施!

②学童保育の「サービス内容」の満足度は82.9%

③学童保育の「職員の対応」の満足度は94.8%

④学童保育に来るのが「楽しい」と答えた子どもは90.4%

市営地下鉄名谷駅から徒歩20分の須磨ニュータウンにある「菅の台児童館」で、学童保育を利用している鈴木さんと中村さんにお話を聞きました。
ともに小学1年生のお子さんがいる、仕事と子育ての両立を頑張るママとパパです。

放課後は遊んで宿題をして、たくましく成長

 学童保育は親が仕事で昼間家庭にいない小学生が、放課後に遊んだり、宿題をしたり、おやつを食べたりして過ごす場を提供する制度です。仕事と子育ての両立を支援するため、また児童の健全な育成のために実施しています。日曜日、祝日及び年末年始を除いた日程で、月額は4,500円(+おやつ代1,500円、来退所システム利用料※)から利用可能です。(※利用する学童保育により異なります)
 近年、学童保育の待機児童数増加も社会的な課題となっていますが、神戸市立の学童保育では、申し込みのあった全ての小学生児童を受け入れています。(※ただし、小学校区によっては、児童館と学童保育コーナーにおいて、学年や住所により受け入れ児童を分けている場合があります)
 この日、お話を聞いた鈴木さん、中村さんは共働きで、今年4月にお子さんが小学校に入学されてから学童保育を利用しています。

学童保育を利用してみて

鈴木さん:

「仕事でどうしても帰宅時間が遅くなるので、安心して、長く預かってもらえる場所を探していたんです。19時まで預かってもらえることが決め手となり、学童保育を利用し始めました。夏休みにも利用することができるので、非常にありがたいです。学童保育を利用できていなければ、仕事を続けていくことはできなかったと思います。職員の方々が、仕事と子育ての両立の大きな支えになってくれました!」

中村さん:

「数年前に関東から引っ越してきました。あちらでは待機児童が多くて保育所に入れなかったですし、学童保育の待機児童も多いと聞いていました。同じ不安があったのですが、神戸ではすんなりと学童保育を利用できたので、ほっとしました。
ここの学童保育を選んだのは、安全のことを考え、通っている小学校に近いところがいいと思ったからです。家の近くには、給食のある民間の学童保育もありましたし、家庭の事情に応じた選択肢が豊富で助かります。」

お二人のお子さんにも聞いてみました。


 鈴木さんのお子さんは、19時までの延長利用。放課後からの長い時間は5人いる延長利用のみんなで、縄跳びやボール遊びをしているそう。
 「だんだんとお友達が帰っていっても、先生が一緒に遊んでくれるので、寂しくないよ。」と教えてくれました。
 一方、中村さんのお子さんは、普段は17時までの利用。「宿題はみんなと一緒にやるとだいたいここで終えられる。とにかく学校と違って自由に遊べるのがうれしい!」と楽しそうに話してくれます。

仕事も、子育ても頑張りたい方へ

 最後に鈴木さんは、「仕事と子育ての両立に悩んで、仕事を諦めてしまうのはもったいないと思います。子どもを安心して預けて、仕事に専念したい。そんな方には、学童保育をおすすめします。市の制度をうまく活用しましょう!」と元気付けてくれました。
 このほかにも、神戸市ではファミリー・サポート・センター一時保育など、働くパパ・ママを支援する様々なサービスを提供しています。仕事と子育ての両立に、これらを上手く活用してみてください。

(取材日:2016年10月28日)

dev3