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妊娠期から出産後、子どもの成長段階に応じて。
「それぞれの時期に必要なサービスが充実している」っていいね!

(この取材は2016年に行われ、写真やインタビューは当時のものです)

子育てに関する区役所相談窓口の利用者満足度は79.1%!

「新生児訪問指導」の利用者満足度は89.3%!

「こうべ子育て応援メール」の利用者満足度は94.4%!

西区の春日台地域福祉センターで子育てサークル「おやこの広場 ピーターパン」の活動に参加していた、1歳と1か月のお子さんがいる3人のママに、神戸市の子育て支援についてお聞きしました。

写真左から中島さん、堀内さん、兒玉(こだま)さん

母子健康手帳の交付から子育て支援が始まる


妊娠、出産に始まり、お子さんの新生児期から思春期までの子育て。神戸市は、ママやお子さんのニーズに応えるべく、切れ目の無い子育て支援を提供しています。
 「まずはじめに、区役所の窓口で母子手帳を頂いたとき、おめでとうございます!と笑顔で祝福され、とても嬉しかったのを覚えています。」と兒玉さん。
 堀内さんも「2人目が生まれた時は、上の子の出産から1年2か月ほど空いており、妊婦健診の受け方や『妊婦健診助成』のシールの貼り方など、すっかり忘れていたことを改めて丁寧に説明していただきましたよ。」と、子育て支援に関する行政との最初の接点になる区役所の窓口の印象は良いようです。

保健師・助産師の助けを借りながら

これは助かった、という支援制度についてお聞きすると、3人から真っ先に「新生児訪問」という答えが返ってきました。「新生児訪問」は、生後4か月を迎えるまでの赤ちゃんを対象に、すべての家庭に保健師や助産師が訪問する制度で、申し込み・費用ともに必要ありません。経験豊富なプロの視点から、訪問先で赤ちゃんの健康状態やママの産後の体調を確認するとともに、子育てに関する様々な悩みをお聞きし、アドバイスを行います。

兒玉さん:

「うちの子は、生まれてすぐの時が大変で、夜泣きがひどく、抱っこしても寝てくれないので、私も寝不足になり、産後うつのような状態でした。子育てがしんどくなって、もう限界…となった時に保健師さんの新生児訪問がありました。色んな悩みを聞いていただき、とても気持ちが楽になったんです。その後も、頻繁に電話でアドバイスを頂きました。」

堀内さん:

「保健師さんや助産師さんが、私たちがどんなことに悩むのかをよく分かっておられるので、何でも気兼ねなく相談できました。訪問時に体重を測ってもらえるのも、成長の様子が分かって嬉しいですね。」

サポートはいろいろ。一人で悩みを抱え込まないで!

神戸市は、これらの訪問や相談窓口に加えて、より多くのママが安心して出産や子育てができるよう、「こうべ子育て応援メール」を配信しています。妊娠中の方・3歳までのお子さんがいる方とその家族を対象に、妊娠・出産・子育ての基礎知識やアドバイスに加え、行政サービス・子育てイベントなどの情報をタイムリーに配信するサービスです。この日話をお聞きしたみなさんも、応援メールに登録していました。

中島さん:

「子育てについて全く予備知識が無かったのですが、成長速度に合った子育て情報を、タイミング良く知ることができ、とてもありがたいです。メールが配信されるたびに、「今日で生まれて何日目」と教えてくれるので、成長を実感できて嬉しいですし、健診の日程を意識できるので便利ですね。子どもの成長と、メールの内容がぴったり重なることも多く、夫婦で子育てについて話し合うきっかけにもなっています。」

最後に兒玉さんは、「神戸には、子育てに悩んだ時に助けてくれる区役所の保健師さんがいますし、サービスも充実しています。地域にもいろんな子育てサークルがあります。一人で抱え込まずに、行政やまわりの方の力を借りると、視界が一気に広がって子育てが楽しくなりますよ!」と語ってくれました。

3人が参加している「おやこの広場 ピーターパン」では、未就園の子どもとその保護者を対象として、工作や紙芝居、手遊び歌、行事参加など、いろいろな活動を通じてお友達の輪を広げている。

(取材日:2016年11月2日)

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